活動モジュール

Moodleには様々な種類のコースを作成できるように、幅広い活動モジュールが含まれています。


 SCORM/AICCパッケージ

SCORM/AICCパッケージは、学習モジュールのSCORMまたはAICC標準仕様に基づいた一連のウェブコンテンツです。 これらのパッケージには、ウェブページ、グラフィック、Javaスクリプト 、フラッシュ、その他ブラウザで動作するファイルを含めることができます。SCORM/AICCパッケージにより、簡単に標準的なSCORMまたはAICCパッケージをMoodleへアップロードして、コースの一部にすることができます。

 Wiki

Wikiでは、ウェブブラウザを利用して、シンプルなマークアップ言語により、集合的な文章を作成することが可能です。

「Wiki wiki」はハワイの言葉で「凄く速い」ことを意味し、wikiテクノロジーにおけるページの作成・更新スピードの速さを表現しています。一般的に、文章の修正に事前の確認はなく、ほとんどのwikiは普く公開されているか、wikiサーバにアクセスできるすべての人に開かれています。

Moodle Wikiモジュールでは、参加者がウェブページを通してコンテンツの追加、拡張、修正を行うことができます。古いバージョンのコンテンツは削除されることはなく、リストアすることができます。

このモジュールはErfurt Wikiをベースに作成されています。


 アンケート

    アンケートモジュールでは、様々なタイプの質問を利用して、ユーザからデータを集めるためにアンケート (調査) を作成することができます。アンケートモジュールは、オープンソースの調査ツールであるphpESP (http://phpesp.sourceforge.net) をベースとしています。


 スケジューラー

このモジュールは、すべての学生との1対1の面会予約をスケジュールするための助けとなります。 学生と面会が可能な時間および各面会時間の長さを設定してください。学生が自分自身で面会が 可能な時間枠に予約を入れます。モジュールは出席を記録することもできます。

 チャット

チャットモジュールでは、参加者がウェブを通してリアルタイムに同時ディスカッションを行うことができます。これは、お互いの異なる理解を得ること、およびトピックを議論することに役立ちます。チャットルームの利用は、非同期のフォーラムと全く異なります。チャットモジュールには、チャットの管理およびディスカッションをレビューするための多くの機能があります。

 データベース活動

データベースモジュールでは、教師および学生があらゆるトピックに関するレコードエントリのバンクを構築、表示および検索することができます。これらのエントリのフォーマットおよび構造には、イメージ、ファイル、URI、数値およびテキスト等、ほとんど制限がありません。あなたは、Microsoft AccessまたはFilemakerデータベースを構築するための似たような技術に慣れ親しんでいることでしょう。

 フィードバック

フィードバックでは、あなたの学生に対して独自調査実施することができます。

 フォーラム

この活動は最も重要な活動です - ほとんどの議論がここで行われます。 フォーラムは異なる形に作成すること、それぞれの投稿に対して相互評価することができます。投稿は様々なフォーマットで閲覧することがで、ファイルを添付することもできます。フォーラムをメール購読することで、参加者は新しい投稿内容をメールで受信することができます。教師は、メール購読を全員対して強制することもできます。

 ラベル

これは実際の活動ではありません - テキストやグラフィックの挿入が可能な「ダミー」活動で、コースページの他の活動の間に配置することができます。

 リソース

リソースは、教師がコースで使用する情報コンテンツです。これは、コース用のサーバにアップロード、Moodle内のページを直接編集、またはコースの一部として外部のウェブページを表示する形で準備することができます。

 レッスン

レッスンでは、楽しくフレキシブルな方法で学習コンテンツを提供します。レッスンは、複数のページで構成されます。通常、各ページは問題と複数の考えられる答えで終了します。学生が選択した答えにより、次のページに進むか前に戻るか決定されます。レッスンのナビゲーションが単純になるか複雑になるかは、提供される教材の構造に大きく依存します。

 課題

課題では、教師が学生に (あらゆる種類の) デジタルコンテンツ の作成を求め、それらをサーバにアップロードさせることができます。標準的な課題には日誌、プロジェクト、レポート等を含みます。このモジュールには、成績機能があります。

 自動出欠

Dmitry Pupinin 氏の Attendance block/module を東京情報大学の井関さんが改造されたものです。三重大学版は(株)エミットジャパンによる修正を加えたものです.

詳しくはこちらをご参照ください。

自動モード

ユーザがコースにアクセスした場合に自動で出席が取られます.数分ごとにチェックするだけですので,タイムラグが生じます.手動でリフレッシュボタンをクリックすれば最新の情報に更新することも可能です.

IPアドレスによる制限を追加できます.

コースに入った記録がシステム側に残っていれば,いつでも出席を取り直せます.

機能上,早退者を記録することはできません.

半自動モード

ユーザ(学生)が出欠モジュールをクリックすることにより出欠を取ります.学生が出欠モジュールをクリックすると,その時間帯に有効な授業の出欠確認画面が自動で表示されます.

リアルタイムで出席を確認できます.

IPアドレス,キーワードによる制限を追加できます.

同一のマシンからの出席を禁止することもできます.

機能上,早退者を記録することはできません.

手動モード

教師が手動で点呼を取って記録します.融通が利きますが面倒です.コンピュータを使わない授業で使用するか,自動・半自動モードで出欠を取った後の修正で使用すると便利でしょう(早退者など).

デフォルトのモードが自動・半自動であっても手動でデータを追加・修正できます.


小テスト

このモジュールでは、教師が小テストをデザインおよび設定することができます。小テストには、多肢選択問題、○/×問題、組み合わせ問題等、様々なタイプの問題を含むことができます。

小テストでは、1回または複数回の受験を許可することができます。学生の小テスト受験および受験内容の確認に関して、様々なオプションがあります。

ほとんどの問題は、自動的に採点されます。また、教師が手動で評定しなければならない問題もあります。教師は、自動的に採点された評点を手動でオーバーライドすることもできます。


 調査

調査モジュールは、オンライン学習環境における評価および刺激に関して有益であると検証された多くの調査手段を提供します。 自身の授業に関して学ぶことや、指導に反映させる手助けとするため、教師は学生からデータを収集する目的で使用できます。

 投票

投票はとても簡単な活動です - 教師が質問および質問に対する複数の選択肢を定義します。これはトピックに対する考えを刺激するためや、コースの方向付けを行うために投票したり、リサーチコンセントを集める場合に便利です。

 用語集

用語集では参加者が辞書のような定義リストを作成および管理することができます。

登録データを、様々なフォーマットで検索または閲覧することができます。

また、教師は用語集エントリを1つの用語集から同一コース内の別の (メインの) 用語集にエクスポートすることができます。

コースを通して、用語集のエントリに自動的にリンクすることができます。


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